システムエンジニアというと、若い世代の人がバリバリ活躍しているような
職場を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、
当然ベテランと呼ばれる年配のエンジニアの方もたくさん存在します。
たとえば、半導体の開発で知られる某大企業の社長さんなどは、
大学時代には飛行機のエンジン設計を学び、
機械に触れたり新しい技術を見聞したりすることが大好きになってしまったことから、
いち早くコンピュータの導入にも取り組み、
独学でシステムエンジニアの知識と技術を身につけてしまったといいます。
その方は現在70歳くらいになるかと思いますが、
流動の激しいITソリューションの本質をしっかりと掴み、
いまだに新しいシステム開発の案をご自分で考えられているのです。
こういう方の活躍を見るにつけ、システムエンジニアというのはまさしく一生の仕事である、
という念を強く抱かずにはおれません。
にもかかわらず、日本の企業には、いまだに年功序列的な考え方が根強く息づいているのですね。
優秀なベテランSEの知恵と経験を借りれば、
システム開発の世界は、より充実したものになることは間違いないと思うのですが。
再雇用制度なども現在のカタチではまだまだ問題点が山積みですし、
一朝一夕にどうということは決められないでしょう。
しかし、異なる世代が同じ職場や環境のなかで切磋琢磨しながら
業務を行なっていくということが、
ひいてはあらゆる世代に同等の恩恵をもたらすことにつながっていくことだけは間違いないと思います。